金沢市の毎日新聞北陸総局で9月7~12日、公共政策実習のインターンシップで取材活動を経験しました。この期間に、地震防災工学が専門の金沢大名誉教授の北浦勝さん(66)に金沢市の貴重な文化財の防災対策の現状と課題についてお話をうかがいました。 「金沢の消防は、江戸時代に加賀藩が抱えた『加賀鳶』」の士気と伝統を受け継いでいて、市民の防火活動、防火意識が強いことから、通常の火災ならかなりの程度守ることができます。一方、地震火災の場合には、建物の倒壊等で道がふさがれ、消防車が到達できない可能性があり、火事が燃え移った場合の消火活動に課題がある」ということでした。 城下町である金沢市内には、金沢城を中心に張り巡らされた「惣構堀」と呼ばれる水路が二重にありました。こういったような「先人の知恵」を見直し、防災対策を進めていく必要があると感じました。 北浦名誉教授が事務局を務める第14回地震・火災フォーラムは9月25日、金沢大学サテライト・プラザで開かれます。問い合わせは事務局(06・6206・6071)へ。参加無料ですが整理券が必要です。【立命館大学法学部2回生、阿部南、坂本祐麻】
投稿者: mainichi
投稿日時:2010-09-12 11:35:49.0
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