『GOD+ANALOGIA〜神とアナロギア』 ’91備前アートイヴェント PBCライブ記録映画 監督、舞台構成・演出、出演:ジャン・ピエール・テンシン 16ミリフィルム作品ステレオ (2004年完成) 21′00″ 撮影監督 : 能勢伊勢雄 倉敷市立美術館 「スペクタクル能勢伊勢雄1968‐2004 」にて公開 制作・著作 Jean & Nose Produce 2004 【解説】本作品は「'91備前アートイヴェント」におけるアートユニットPBCの記録映画である。同時に、この公演は1987年より1991年まで活動したPBCの集大成であり実質的最後の衝撃的ステージでもある。 活動中止、解散によってながらく幻のフィルムとなっていたものを、2004年、岡山・倉敷で開催された能勢伊勢雄展覧会のために当時のメンバー・ジャンが、13年の時を経て編集・完成させた。 撮影日時:1991年 8月31日 夜8時開演 会場:備前市久々井運動公園東隣 野外特設ステージ 登場人物:司祭(ジャン・ピエール・テンシン)行者(谷崎テトラ、ヨシダヤスシ、他) ギリシアの作家ニコス・カザンザキス Nikos Kazantzakis の著書「キリスト最後のこころみ」 (映画『最後の誘惑』の原作)「ふたたび十字架につけられるキリスト」や ギリシャ・キリスト受難劇 などを元に取り組んだ、火・鉄・水・音による一大スペクタクル。 【ねらい】 全4幕にわたるこの野外パフォーマンスであつかわれるテーマは、「キリストは、あるいはただの人間であったのかもしれない」「現代においての信仰とは何か、神は本当に存在するのか」という普遍的な疑問。 復活祭の受難劇をシュミレーションした舞台を通じて、霊性と狂気の境界に存在する聖者,師と弟子の関係,修行と洗脳,道徳とその超越,カルトの形成などについての様々な問題をラディカルなイメージで投げかける。
投稿者: ジャン
投稿日時:2007-07-28 18:16:22.0
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