近衛上奏文(このえじょうそうぶん)とは、太平洋戦争末期の1945年(昭和20年)2月14日に、近衛文麿が昭和天皇に対して出した上奏文である。近衛は昭和天皇に対して、「敗戦は遺憾ながら最早必至なりと存候」で始まる「近衛上奏文」を奏上し、英米の世論は天皇制廃止にまでは至っていないとの情勢判断の下、いわゆる「国体護持」には敗戦それ自体よりも敗戦の混乱に伴う共産革命を恐れるべきであるとの問題意識を示した。「大東亜戦争」(太平洋戦争)は日本の革新を目的とする軍の一味の計画によるものであること、一味の目的は共産革命とは断言できないが、共産革命を目的とした官僚や民間有志がこれを支援していること、「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞であること[、米英撃滅の論が出てきている反面、一部の陸軍将校にはソ連軍や中国共産党と手を組むことを考えるものもでてきていること、近衛は陸軍内に共産主義者が存在し、敗戦を利用して共産革命を行おうとしている旨を述べた。
投稿者: 010npnssn2670
投稿日時:2010-08-22 12:00:19.0
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近衛上奏文(このえじょうそうぶん)とは、太平洋戦争末期の1945年(昭和20年)2月14日に、近衛文麿が昭和天皇に対して出した上奏文である。近衛は昭和天皇に対して、「敗戦は遺憾ながら最早必至なりと存候」で始まる「近衛上奏文」を奏上し、英米の世論は天皇制廃止にまでは至っていないとの情勢判断の下、いわゆる「国体護持」には敗戦それ自体よりも敗戦の混乱に伴う共産革命を恐れるべきであるとの問題意識を示した。「大東亜戦争」(太平洋戦争)は日本の革新を目的とする軍の一味の計画によるものであること、一味の目的は共産革命とは断言できないが、共産革命を目的とした官僚や民間有志がこれを支援していること、「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞であること[、米英撃滅の論が出てきている反面、一部の陸軍将校にはソ連軍や中国共産党と手を組むことを考えるものもでてきていること、近衛は陸軍内に共産主義者が存在し、敗戦を利用して共産革命を行おうとしている旨を述べた。
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投稿日時:2010-08-22 11:54:23.0
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1930年代初頭から1945年にかけての「軍国主義」、それは陸軍主導による日本の 社会主義(共産主義)化を「上からの革命」 によって成し遂げようとしてきた日本型 「革命」の、表象の事実に過ぎない。これと並行してマルキストの近衛文麿(日中戦争 拡大) 、左翼官僚(「企画院事件」など)、ゾルゲ・尾崎秀実らコミンテルンの策謀が 進行し、大東亜戦争へ至った。もし、大東亜戦争を非 難するのであれば、その母胎 となった社会主義(共産主義)をこそ先ず非難すべきである。大東亜戦争=日本と 東アジアの社会主義化 が真実であり、その敗戦革命、砕氷船理論の副産物として ではあるが、アジアを白人帝国主義の植民地支配からの解放も生じたのである。
投稿者: 010npnssn2670
投稿日時:2010-08-21 15:43:30.0
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