投稿日時:12/02/24 15:36 視聴回数:2967回
カテゴリ:
全国
大阪
ニュース・天気
歳時・イベント
エンタメ
芸術・文化
イベント
本社主催事業
毎日動画ニュース
ニュース・天気
歳時・イベント
エンタメ
タグ:
動画 
毎日 
堺の旧市街地に建つ古民家に、100歳を迎えたウィーン生まれのピアノの名器・ベーゼンドルファーの調べが流れる。切れた弦も張り替えず、切断部でつなぎ合わせて使い続けてきた。意外と軽やかな音色。往時のままの音だと知ると、ちょっぴり背筋が伸びる。
ベーゼンドルファーは世界三大ピアノメーカーの一つ。1912年製のこのピアノは、材木も質のよいところだけを、自然乾燥させて使っているといい、やわらかい音を生み出す。95年に古民家にやって来て、今やピアニストで作曲家としても活躍する稲本響さん(34)を育てた。
そのピアノが来月、オーバーホールされることに。そして響さんと弟のクラリネット奏者、渡さん(31)による最後のコンサートが企画された。響さんは「戦友のような存在。100年の歳月を重ねた奇跡の音色を楽しんで」と話す。【撮影・録音 毎日新聞写真部】
【見て、聞いて、楽しんで】調べの光景
http://mainichi.jp/select/wadai/shirabe/index.html