東日本大震災の被災地を励まそうと、仙台市の郷土芸能「すずめ踊り」を白井市のバレエ教室の生徒らが17日、地元のクリスマス・チャリティー・コンサートで披露した。「ソレ、ソレ」の元気な掛け声とともに、両手の扇子を振りながら踊った。 すずめ踊りは、江戸時代初期に仙台城を築城した石工たちが扇子を翼に見立てスズメのまねをして踊ったのが始まりとされる。祖先が仙台藩士で、夫の転勤で仙台に住んだこともある白井市のバレエ講師、ひらた新子さんが、小学5年から高校1年まで27人の教え子たちと一緒に踊った。松戸市の中学2年、中野来菜(らな)さん(14)は「被災地に私たちの気持ちが届くよう、楽しく笑顔で踊った」と話した。 コンサートの収益の一部は、日本赤十字社を通じて被災地に贈る。ひらたさんは「1年限りではなく、毎年続けたい」と話していた。【早川健人】
投稿者: mainichi
投稿日時:2011-12-21 03:47:03.0
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